Astroを手動でインストール
Astroをインストールする準備はできましたか?自動または手動セットアップガイドにしたがって開始してください。
- Node.js -
14.15.0、v16.0.0、またはそれ以上。 - テキストエディタ - VS Codeと公式Astro拡張機能を推奨します。
- ターミナル - Astroは、コマンドラインインターフェイス(CLI)からアクセスします。
インストール
Section titled インストールCLIの自動作成ツール create-astro を使用しない場合は、以下のガイドにしたがってプロジェクトを自分でセットアップできます。
1. ディレクトリの作成
Section titled 1. ディレクトリの作成プロジェクト名で空のディレクトリを作成し、その中に移動します。
mkdir my-astro-project
cd my-astro-project
新しいディレクトリに移動したら、プロジェクトの package.json ファイルを作成します。これはAstroを含むプロジェクトの依存関係を管理する方法です。このファイル形式に馴染みがない場合は、以下のコマンドを実行して作成してください。
npm init --yes
2. Astroのインストール
Section titled 2. Astroのインストールまず、Astroプロジェクトの依存関係をプロジェクト内にインストールします。
npm install astro
次に、package.json のプレースホルダー “scripts” セクションを、以下のように置き換えます。
"scripts": \{
- "test": "echo \"Error: no test specified\" && exit 1"
+ "dev": "astro dev",
+ "start": "astro dev",
+ "build": "astro build",
+ "preview": "astro preview"
},
これらのスクリプトは、このガイドの後半でAstroを起動し、さまざまなコマンドを実行するために使用します。
3. 最初のページを作成する
Section titled 3. 最初のページを作成するテキストエディタで、ディレクトリ内の src/pages/index.astro に新しいファイルを作成します。これがプロジェクトにおける最初のAstroのページとなります。
このガイドでは、次のコードスニペット(---のダッシュを含む)を新しいファイルにコピー&ペーストします。
---
// Astroへようこそ!この3つのダッシュで囲まれた部分のコードが、
// 「コンポーネントのFront Matter」です。ブラウザで実行されることはありません。
console.log('これはブラウザではなく、ターミナルで実行されます!');
---
<!-- 以下は「コンポーネントテンプレート」です。これは単なるHTMLですが
しかし、優れたテンプレートを作成するための魔法がいくつか散りばめられています。 -->
<html>
<body>
<h1>Hello, World!</h1>
</body>
</html>
<style>
h1 {
color: orange;
}
</style>
4. 最初の静的アセットを作成する
Section titled 4. 最初の静的アセットを作成する静的アセットを格納するために、public/ ディレクトリも作成します。Astroはこれらのアセットを常に最終ビルドに含めますので、コンポーネントテンプレートの内部から安全に参照できます。
テキストエディタで、ディレクトリ内の public/robots.txt に新しいファイルを作成します。robots.txt は、ほとんどのサイトがGoogleなどの検索ボットにあなたのサイトをどのように扱うかを伝えるために含める簡単なファイルです。
このガイドでは、次のコードスニペットを新しいファイルにコピー&ペーストしてください。
# 例: すべてのボットにサイトのスキャンとインデックスを許可する。
# 完全な構文: https://developers.google.com/search/docs/advanced/robots/create-robots-txt
User-agent: *
Allow: /
5. astro.config.mjs の作成
Section titled 5. astro.config.mjs の作成Astroの設定は、astro.config.mjs を使用します。このファイルは、Astroの設定が必要ない場合は任意ですが、今すぐ作成することをお勧めします。
プロジェクトのルートに astro.config.mjs を作成し、その中に以下のコードをコピーします。
import { defineConfig } from 'astro/config';
// https://astro.build/config
export default defineConfig({});
ReactやSvelteなどのUIフレームワークコンポーネントや、TailwindやPartytownなどのツールをプロジェクトに組み込む場合は、ここで手動でインテグレーションを取り込んで設定 (EN)します。
📚 詳しくはAstroのAPI設定リファレンスを参照してください。
6. 次のステップ
Section titled 6. 次のステップ上記の手順を踏んだ場合、プロジェクトディレクトリは以下のようになっているはずです。
├── node_modules/
├── src/
│ └── pages/
│ │ └── index.astro
├── public/
│ ├── robots.txt
├── astro.config.mjs
├── package.json
└── package-lock.json (or: yarn.lock, pnpm-lock.yaml, etc.)
おめでとうございます!これでAstroを使うための設定は完了です。
このガイドに完全にしたがった場合は、ステップ2: Astroをスタートするに直接ジャンプして、Astroをはじめて実行する方法を続けて学ぶことができます。